ェレットの健康管理

フェレットの寿命は平均5~8歳。家族の一員として元気に長生きさせるために、飼い主の愛情ある育て方接し方が重要です。

<フェレットの基礎データ>

平均寿命 14歳
繁殖開始 オス:7~10ヶ月 、 メス:8~12ヶ月
性周期 季節性単発情  オス:12~7月・メス:3~8月
妊娠期間 41~44日
産子数 2~17頭
離 乳 6~8週
食 餌 肉食の動物で必要エネルギーは犬や猫に比べて多いため、フェレット専用の総合栄養食を用いるのが望ましいでしょう。食べたものが消化管を通って排出されるまでの時間が、他の動物に比べて短いのが特徴です。
成獣に必要なエネルギー量は、体重1kg あたり 200~300Kcal です。
ネギ類・ニラ・ニンニクなどの野菜、チョコレートなどは与えてはいけません。
またフェレットは繊維質を消化しづらいので、植物性の食べ物を補給する必要はありません。
  • 病院で行う予防

    フィラリア

    犬糸状虫という蚊で感染する寄生虫は、本来、犬の寄生虫ですが、フェレットにも感染、発症することが分かっています。犬糸状虫は、心臓とその周囲の血管に寄生する虫で、フェレットの場合、少数の虫でも重症になってしまいます。内服薬で予防できます。

    ジステンパー

    ジステンパーというウイルス病は、フェレットで死亡率の非常に高い病気です。ワクチンで予防できます。
     ※日本ではフェレット専用のジステンパーワクチンは、現在許可されていないため、
      犬のワクチンを代用することとなります。
  • 病 気

    ジステンパー

    フェレットで死亡率100%とも言われる病気です。 症状は無症状で突然死するものから、発熱、呼吸器症状、皮膚症状など、様々な症状を示すものまで多様です。

    エストロジェン中毒

    フェレットでは交尾もしくは機械的刺激がなければ排卵が起こらずに発情が持続します。そのため、エストロジェンというホルモンが高濃度に保たれ発症します。症状は陰部の腫大、脱毛、食欲不振、元気消失などです。
    避妊してあれば、この病気の心配はありません。

    副腎疾患

    フェレットの副腎疾患の典型的な症状としては、尾を中心とする脱毛からはじまり、最終的に脱毛が全身に広がります。通常は痒みを伴いませんが、まれに強い痒みを訴える個体もいます。脱毛以外にもメスの場合は、陰部が大きくなったり、子宮に腫瘤が出来たりすることがあります。オスでは、前立腺に肥大やのう胞が形成され、排尿が困難になることもあります。副腎疾患は予防が困難な病気なので、早期の発見が重要です。
    当院では、内科的に1~2ヶ月に一回、注射をする方法や、外科的に摘出する方法を飼い主さまと話し合い選択していきます。

    インフルエンザ

    インフルエンザウィルスは人からフェレット、フェレットから人へと伝染します。
    フェレットがインフルエンザに感染すると、呼吸器症状や発熱などの症状を示します。

    インスリノーマ

    主に低血糖による発作を起こします。これは、糖を分解するインスリンが膵臓から大量に出てしまう膵臓の腫瘍によって引き起こされます。
    当院では、主に内科治療で低血糖性発作が起きないよう、緩和治療を行っていきます。
    主にステロイド剤や、最近になって日本で認可されるようになったジアゾキシド製剤を使用します。

    リンパ腫

    フェレットは腫瘍性疾患が多く、中でもリンパ腫はとても多い病気です。
    リンパ腫は血液のがんで、各リンパが腫れてしまう事もありますが、全くリンパ節の腫れがない場合もあります。
     症状は元気消失、高熱、元気食欲、消化器症状など多岐にわたります。
    治療法は抗がん剤が主になります。飼い主さまと話し合い、最良の治療を選択していきます。
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