さぎの健康管理

うさぎの寿命は平均5~8歳。家族の一員として元気に長生きさせるために、飼い主の愛情ある育て方、接し方が重要です。

<うさぎの基礎データ>

平均寿命 5~8年 ※長寿記録15年
繁殖開始 オス 4~6ヶ月/ メス 4ヶ月~1年
性周期 交尾排卵 交尾後9~12h
妊娠期間 30~32日
産子数 4~10頭
離 乳 6~8週
食 餌 完全な草食動物です。成体ウサギの場合はウサギ専用のペレットフードの他に、乾草(チモシー)を主体としてください。
高繊維、低カルシウム、低炭水化物の食事が理想的です。

あげてもいい野菜 … チンゲン菜、小松菜、セロリ、大葉、(ニンジン、ブロッコリー)など
あげてもいいが、やや注意が必要な野菜 … キャベツ、レタス、白菜など
食べるが、あまりあげない方がいいもの … フルーツ類。 芋類、豆類 など

主に根菜などの野菜、タンポポ・クローバーなどの野草をバランスよく少量おいてあげましょう。

あげてはいけないもの … ネギ類・ニラ・ジャガイモの芽や皮、生の豆、アボガドなど。

また、身近な植物の中にもアサガオ・アジサイ・オシロイバナなどの中毒を起こす可能性のあるものがありますので注意しましょう。
  • 病院で行う予防

    健康診断

    予防注射などは特にありませんが、飼育し始めた場合、一度健康診断をお勧めします。
    家で飼育するウサギは肥満になりやすいです。定期的に体重を測りましょう。
  • 病 気

    不正咬合

    切歯および臼歯に発生し、食欲不振、よだれ、体重減少などの他、歯根腫瘍などが見られる場合もあります。
    やわらかい食餌や、事故による歯の破損、遺伝などが原因となります。定期的な歯の研磨処置が必要になります。
    当院では切歯はもちろんのこと、臼歯の研磨処置もできる限り無麻酔で行っております。定期的な処置が必要なため、その都度麻酔をかけることはうさぎにとってかなりの負担になるためです。

    毛球症

    現在では、毛球症とはいわず「消化管機能低下」症といわれる事が多くなりました。
    ウサギは消化管の中に毛の塊ができても吐くことができません。
    食欲不振、消化管内ガス貯留、腹痛、元気消失などの症状をあらわします。
    毛球除去剤と消化管運動促進剤の内服といった内科的治療、点滴の他に、外科的な切開を行う場合もあります。

    パスツレラ感染症

    パスツレラという細菌によるもので、鼻汁や目やに、結膜炎、皮下腫瘍などの他、関節炎、肺炎、心内膜炎、敗血症、神経症状など
    様々な症状を示します。
    主にスナッフルや鼻カゼといわれるものですが、進行してしまうと死亡してしまうことがあります。
    まずは一般的な衛生管理を心がけましょう。

    エンセファリトゾーン症

    斜頚や眼震・体の平衡が保てないという他に、開帳肢(手足が開いてしまう)、白内障・ブドウ膜炎などの目の症状、てんかん様の発作や震えなどさまざまな症状が現れます。
    原因は原虫という寄生虫によるものです。症状の進行によって治療は変わりますが、主に駆虫薬やステロイド剤などを使用します。

    うさぎの骨折

    うさぎの骨は脆く、落下やケージに挟まってしまい骨折することがあります。
    治療は手術が必要になることが多いです。まずは予防が大事ですが、もし事故が起きてしまったら早期の来院をおすすめします。
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