り早く、より安全・確実な手術をするために

もりかわ動物病院は、最新の電気メス・血管シーリング装置Maxium(ドイツKLS社製)を導入しました。

これにより、より高難度の手術を最短で、かつ安全に行うことが可能となりました。

  • 最新の止血シーリング装置(ベッセルシーリングシステム)が内蔵されており、
    7㎜までの血管を安全に止血することができます。(糸を使わず止血ができます)
  • Maxiumに搭載されているエアビーム凝固モードはアルゴンレーザーに近い放電を行い、
    非常に優れた放電凝固を可能としています。

Maxiumを用いたイヌの精巣摘出の例(去勢手術)

 

精巣動静脈にベッセルシーリングシステム(マークランプIQ)にて、
血管シーリングを行います。

シーリングにより、術創には全く出血は起きていません。

メリット

  • 手術時間が大幅に短縮され、動物達の麻酔に対する負担が軽減できる
  • 従来の電気メスと違い、組織に応じてコンピューター制御により自動的に出力を調整する為、最良の切れ味と強い止血力が持続し、高出力が必要ないので、生体への負担が少ない。
  • 動物の体内に糸を残さない手術ができ、縫合糸反応性肉芽腫を起こすことがない。
  • 難易度の高い手術でも、安全かつ確実な止血・切開手術を行うことができる
  • 避妊手術や去勢手術から、胸部外科、腹部外科、腫瘍外科など、様々な分野の手術でも使用が可能である。

※当院では、すべての手術でMaxiumを用いており、血管シーリングシステムの仕様においても
 追加の料金を頂いておりません。

追記
縫合糸反応性肉芽種について。」

主にミニュチュア・ダックスフンドに多いともいわれますが、チワワ、ヨーキー、シェルティ、MIXなどどんな犬にも起きる可能性があります。
手術が終わりって数ヶ月後から数年後に、手術部位の近くが腫れてきたり、おなかの中にしこり(肉芽腫)ができたり、あるいは皮膚の様々な場所にしこりができ、そこに穴が開いて膿が出たりする病気です。これらは体の中に残った糸に、体が過剰な異物反応を起こすことで起こると考えられています。
主に絹糸の使用をした際に多いともいわれますが、その他の縫合糸でも起きる可能性があります。
このような症状が出たら、手術で肉芽腫と残った糸を摘出しなければなりません。また、摘出が不可能なほど癒着している場合はステロイドや免疫抑制剤を飲ませてコントロールしていきます。ほとんどの場合一生の投薬となります。

またすべてにこの機械が使える場合ではありません。
当院では縫合糸もこの縫合糸反応性肉芽種のことを考え
「PDS-Ⅱ」という極めて反応が起こらない糸を使用しております

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